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歓喜の妊娠報告と、驚きのふたご妊娠判明
え、ふたご・・・!??
2019年の年初、妻が妊娠をクリニックで確認したことを報告してくれました。
妻と私、歓喜に包まれた中で妻がはにかみながら、
「しかも双子なんだって」という衝撃の事実が告げられました。
「え、ふたご・・・!??」
その時の私はただただ驚きつつも喜びでいっぱいで、実感などほとんどありませんでした。
しかし、ふたごを妊娠するということ(多胎妊娠)は、
ひとりの赤ちゃんを妊娠すること(単胎妊娠)とは、一味も二味も違うことに
この時は知る由もありませんでした。
ふたごの妊娠・出産と医療機関について
そして今後の妊娠経過管理や出産については最寄りのクリニックでは、
「紹介状を書くので、大きい病院で診てもらう必要があります。」
と担当の医師から告げられました。
これは特別なことではなく、ふたごの出産の特性によるものです。
- 多胎の場合、基本的に自然分娩は行わず、帝王切開での出産となるため。
- 多胎妊娠にもいくつか種類があり、該当する種類によってリスクの種類が変わるため。
- 早産や、妊娠に伴う合併症等のリスクが、単胎に比べて増加する傾向がある。
など、妊娠~出産までの間に起こる母体と胎児への変化に対して、
より高難度な対応を求められる可能性が高いことが理由です。
幸い、自宅と職場からも近い場所にある大学病院で受け入れてもらえることになりました。
定期的に妊婦検診に通い、担当の先生やスタッフの方々にも恵まれ順調に思えたのですが、
ある日、事件が起きたのです・・・